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沖縄戦当時に本島北部の収容所で埋葬されたとされる遺骨を収集してほしいと、17日遺骨収集ボランティアの代表が、県議会議長に、陳情しました。

陳情を行ったのは、遺骨収集ボランティアガマフヤー代表の具志堅隆松さんです。陳情では、沖縄戦当時に、疎開やアメリカ軍の捕虜となって多くの県民が金武町や宜野座村など北部に収容され、劣悪な食糧事情やマラリアの流行などで多くの人が亡くなったと指摘。

点在する収容所の近くには埋葬所があったという記録もあることから、今後、埋葬地での遺骨の調査と遺族への返還を求めています。また、名護市辺野古のキャンプシュワブ内にも埋葬地があったとの記録があることから具志堅代表は、今後、県や沖縄防衛局にも同様に要請したいと話しています。