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きょうは敬老の日ということもありまして、まずはハイシニアソフトボール大会です。華麗で力強いプレーの数々に注目です。

県内・65歳以上のプレーヤーが出場するハイシニアソフトボール大会!年齢を感じさせない?力強いプレーの数々!その中でも、沖縄ヤングスに所属する山内清司さんは、ハイシニア界屈指の速球派ピッチャーです

山内清司さん「ここまで来たので、チーム一同力合わせて、頑張りますのでよろしくお願いします。」

この日は、今大会の決勝戦。両チーム気合が入ります。

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沼尻「突然ですが、ここからハイシニアソフトボール大会の決勝の模様を、実況・沼尻和樹、そして解説には県ソフトボール協会副会長の饒辺稔さんにお越しいただき、ここからお送りしていきます、よろしくお願い致します。」

沼尻「注目はやはり沖縄ヤングスのピッチャーの、山内投手ですね。」

饒辺さん「トップレベルに入りますね。」

その山内さん、立ち上がりから再三のピンチを招きますが・・・

沼尻「空振り三振!スリーアウトチェンジ!。」

饒辺さん「最後はチェンジアップでした。」

決勝戦らしい引き締まった展開の試合。その一方で、こんな和やかなシーンも。

沼尻「代打に告げられたのは背番号14番をつけました、小林貢さん、御年・75歳のピンチヒッターです。」

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沼尻「ちょっと余談ですが、ヘルメットと帽子にかなり差がありますね。こでさすがに帽子とヘルメットの差を(審判に)注意されました、もう一度仕切り直しですね。」

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沼尻「バッターボックスは背番号10番、久場邦夫さん、キャプテンをつとめますね。ソフトボールの他には手品が好きと、孫の前で手品をやるのが好きということですが、打ってサードゴロはファールボール。1塁まで全力疾走!」

饒辺さん「息切れしなければいいけど(笑)」

また、解説をお願いした饒辺さんも、これまた和やか。

饒辺さん「120%バントですよ、1点取りに行きますから。」

沼尻「さぁ120%が出ました、饒辺さんはバントを予想しています。しかしバントの構えないよ!(打つ)」

饒辺さん「なんで?(笑)」

饒辺さんの予想が当たらない一方で、試合は和やかさを上回るほどの緊迫した接戦に。

6回表を終わって0対0。ハイシニアソフトボールでは試合時間は80分までとなっており、この回が事実上の最終回。沖縄ヤングスはサヨナラのピンチを迎えます。

沼尻「バッターは棚原良雄さん、御年66歳。打ちました!痛烈な当たりがライト前!ワンバウンドヒット、おっとライトがボールを取りこぼしている。さぁランナーは一気に3塁を回ってホームに向かってくる!具志川クラブ待望の1点!」

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沼尻「結果具志川クラブのサヨナラ勝利です。ただ両チーム、まだ終わったことに気付いていません!勝った具志川クラブも今、気付いてベンチから出てきました。緊迫していたわりには、ほのぼのとした終わり方をしたゲームです。」

最後は勝敗こそつきましたが、選手たちは、ソフトボールを心から楽しんでいる様子でした。

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具志川クラブ 名嘉真宜徳監督「(サヨナラ打を放った棚原良雄さんに)きょうはねぇ、ビールを樽ごと飲ませたいと思います。」

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沖縄ヤングス 山内清司さん「100歳でも健康で出来る間は、(ソフトボールを)やりたいです。」