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沖縄少年院を仮退院した少年を対象に行った調査で、万引きやなどの非行行為を初めて行った時期は小学生以下がおよそ8割を占めていることが分かりました。

これは、更生保護委員会が沖縄少年院を仮退院した46人を対象に調査したものです。この中で、初めて非行行為を行った年代は小学4年生と5年生で17.4パーセント。次いで、小学6年生の15.3パーセント。中には、5歳も2人いました。

調査対象少年の家庭の生活程度は、貧困家庭が最も多く、60.8パーセントで全国平均の28.8パーセントを大きく上回っています。

調査を行った、津嘉山非常勤委員は大人が実情を把握し、家庭や地域と連携が必要と話しています。