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名護市での基地建設に向けた作業が進められる中、29日、辺野古区など3つの区の区長が仲井眞知事に対し、補償などを求める要望書を提出しました。

29日、県庁を訪れたのは辺野古区、豊原区、久志区の区長らです。辺野古区の嘉陽宗克区長は「移設工事を行うにあたっては、安全対策に万全を期し、住民生活へ支障がないよう特段の配慮を頂きたい」と述べ基地負担の集中に見合った補償、県道や下水道の整備などを求める要望書を提出しました。

また、工事に際して工事車両を住民地域から遠ざけること、基地の運用に住民の意見が反映される制度を構築することなどを求めていて要望が受け入れられない場合は命がけで計画の実施に反対するとしています。

仲井眞知事は「要望にこたえられるよう、全力を挙げて取り組む」と述べました。