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2014年4月に行われた全国学力テストで、沖縄県はほぼ全ての学年・科目で正答率が上がり、全国との差が縮まったことがわかりました。

学力テストは2014年4月に小学6年生と中学3年生を対象に全国一斉に実施し県内では410校の、およそ3万人が回答しています。

その結果、小学校では国語Aと算数Aで大幅に正答率を上げ、特に算数Aについては全国平均を2.8ポイント上回る正答率でこれまでの最下位から一気に全国6番目の成績となりました。

県教育委員会は成績改善の要因として教員研修や学校訪問などを挙げています。一方で、中学校は点差は狭まったものの全国平均よりも5点から9点低いことから、学力向上に長期的に取り組むということです。

県教育委員会の諸見里明教育長は「授業や補習指導に一生懸命に取り組んだ児童、生徒の頑張り。指導に全力を尽くした先生方に敬意を表します」とコメントしています。