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1944年、沖縄戦の前の年アメリカ軍の魚雷攻撃で幼い子どもらを含むおよそ1500人が乗った対馬丸が撃沈されて70年の慰霊祭が22日夜、関係者だけで執り行われました。

那覇市の対馬丸記念館屋上で行われた夜の慰霊祭には生存者や遺族、関係者らおよそ30人が参加しました。対馬丸が撃沈されたとされる夜10時10分過ぎ、船が沈没した方角に全員で黙祷を捧げました。

参列した「対馬丸」の悲劇を描いた小説家の大城立裕さんは「対馬丸を単なる戦争の悲しみで終わらせてはいけない。国家が犯した罪だ」と話していました。