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沼尻記者「これまでは果たせなかった夏の2勝沖縄尚学、学校の歴史を変える一戦に挑みます」

過去6度果たせなかった夏の2勝目を目指す沖縄尚学。1回ウラ、1・2番が出塁し、ノーアウト1塁3塁のチャンスを作り、3番・西平大樹。

西平大樹外野手「去年は2回戦で負けているので、この夏の甲子園にかける思いも強いので。」

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去年の夏、2勝目がかかる試合でノーヒットだった西平がチームに勢いをつけるとこちらも去年の2回戦、ノーヒットだった5番・久保柊人!さらに6番・上原康汰!去年の夏を経験したメンバーの3本のタイムリーで4点を先制します!

しかし、夏の2勝目の壁はそう簡単に越えられません。1点を返され迎えた3回表、前の試合でホームランを打っている、6番・秦匠太朗に2点タイムリー3ベースを浴び1点差。さらに4回、ランナーを3塁に背負うとチームの大黒柱、山城大智の調子があがらず。同点に追いつかれます。

その後試合は両チーム1点を取り合い同点のまま終盤へ。8回表、ここまで5点を失った山城大智がエースの底力を発揮します。終盤でこの日最速の144キロ、勝利への執念を見せます。しかし、続く9回表、二松学舎大付に1打勝ち越しのチャンスを作られてしまいます。ここで迎えるは、タイムリーを打たれている6番・秦!カウントノーボール2ストライク!

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これぞエースの力!渾身の三球勝負で、勝ち越しは許しません!エースの力投に応えたい打線、9回ウラ、ヒットで出た中村将己を西平がバントで送りサヨナラのチャンスを作ります。ここで打席には、去年の夏、チームの最後のバッターとなった4番・安里健。

安里健三塁手「去年は自分で負けてしまったので、しっかり自分が打って打点を挙げて勝てるように大智が最後にピンチで三球三振とってくれてそれが自分たちの力になったんで。」

去年の夏の雪辱、そして7度目の挑戦で、夏2勝目の壁を撃破!新たな歴史を刻みました!4番の一振りでサヨナラ勝利!

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