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こんにちは、スポーツです。夏の甲子園がいよいよきょう開幕しましたが、県内では新チームの戦いが既に始まっています。きのう、新人大会の決勝が行われました。

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新チームのスタートとなる、新人大会。決勝は、嘉手納と、沖縄尚学の1戦。この夏の県大会、準々決勝で沖尚に敗れ、リベンジも胸に挑む嘉手納。1点リードの2回、追加点のチャンス。打席には、この夏2年生で唯一ベンチ入りし、夏の悔しさを知る古謝脩也。嘉手納がリードを広げます。

しかし、沖尚もすぐさま反撃に出ます。1点を返し迎えた3回、1番からの好打順の攻撃で、ヒット5本の集中打。3点を奪い、逆転に成功。試合はその後、両者譲らずの展開。打撃好調の両チームが持ち前の力を発揮します。

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点の奪い合いとなり、試合は落ち着かぬまま、終盤7回。何とか1点をリードしている沖尚は、この回から、エースナンバーを背負う神里廣之介がマウンドへ。神里は夏の県大会ではベンチ入りしたものの、甲子園のメンバーからは外れ、沖縄に残ることに。それでも下を向いてはいませんでした。

沖縄尚学神里廣之介投手「沖縄で優勝して、全員で大阪行こうと話していたので。」

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これから甲子園に挑むチームに勢いをつけるためにも優勝を―神里はこの回の嘉手納の攻撃を、この試合初めて3人で抑えると、その後も4者連続三振を奪うなど嘉手納を封じ込めます。甲子園メンバーだけではない!強さを見せつけた沖尚。8年ぶりの優勝をひっさげ、残ったメンバーもこれから甲子園へと合流します。

沖縄尚学神里廣之介投手「優勝できてよかったです(甲子園では)3年生をサポートできるように、一生懸命応援してきたいです。」

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この新人大会の結果、次のセンバツ甲子園のかかる秋季大会のシード校がご覧のとおりとなっています。39年ぶりにベスト4入りした那覇などにも注目です。