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沖縄の泡盛をユネスコの世界文化遺産に登録しようという準備委員会が発足し、4日、会見が開かれました。

会見には、学識経験者や泡盛マイスター協会、酒造組合などで構成する委員らが臨み世界的にも貴重な黒麹を使った琉球泡盛とその食文化を世界文化遺産に登録し世界に広めたいと話しました。

発起人のひとり、東京農業大学の小泉名誉教授は10年前から沖縄の黒麹について調べていて、沖縄の黒麹が世界に渡り使われたことはあるが現在、残っているのは沖縄だけだとし、泡盛やそれに由来する食文化の貴重さを訴えました。

小泉武夫東京農業大学名誉教授は「世界には様々な微生物がいる、ところが黒麹菌を使う食の文化は琉球のみ」と話しました。

準備委員会ではさっそく9月、初の総会を開き、県内外へ今後どうアピールしていくかを話し合うほか11月には登録推進に向け県民向けのシンポジウムを開催する予定です。