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政府が基地建設に向け、埋め立てを予定している海域のすぐそばです。名護市辺野古沖の長島で、日本で初めてと見られるサンゴの鍾乳石が見つかり、QABのカメラがきのう撮影しました。

サンゴの鍾乳石が見つかったのは名護市辺野古沖の長島で、14日は日本自然保護協会のメンバーとQABが干潮の時刻に合わせて現場を訪ねました。鍾乳洞の中には、サンゴのかけらが一面に広がっていて、長年の月日でサンゴ礫が自然に組み合わさって作られたとみられる約50センチほどの珍しいサンゴの鍾乳石がありました。

日本自然保護協会の安部真理子さんは「日本ではほかに報告例がない、ものすごい珍しい例だと聞いている」と話していました。現場は基地建設に伴う埋め立て予定地のすぐそばで、研究者や地元の人たちは保護を訴えています。