※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

大型で非常に強い台風8号は現在も本島地方や宮古島地方を暴風域に巻き込んで北上しています。県内各地で被害なども出ており、今後も厳重な警戒が必要です。

大型で非常に強い台風8号は6時推定で、久米島の西北西およそ140キロの海上にあって、1時間に25キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は945ヘクトパスカル中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルとなっています。

現在、本島地方に、暴風、波浪、大雨の特別警報が出ていて、南城市・沖縄嘉手納などで大雨特別警報も発表されています。8日午後1時58分には渡嘉敷で最大瞬間風速53.0メートルを観測したほか那覇市で50.2メートル、南城市糸数で50.1メートルと県内各地で猛烈な風が確認されています。

また、本島地方では最接近した昼過ぎ以降、雨も強くなっています。山本ひとみ記者は「午後4時、満潮の時刻を迎えました。水位があがり、そしてさらにこの強風にあおられ、川の水が、遊歩道に上がっているのが確認できます。今後さらなる警戒が必要です」とリポート。上間貴大記者も「ご覧ください。こちらから見ても水位がだいぶ上がっていることが分かります。強い風と共に、高潮の心配が予想されます」と話します。雨風ともに強まる中、本島地方は午後4時すぎに満潮となり、那覇市の泊港でも潮位が上がった様子が確認されました。