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渡嘉敷島の南の浅瀬で24日、アザラシの姿が確認されました。アザラシが渡嘉敷島で発見されるのは初めての出来事です。

24日午前11時渡嘉敷島の南側、ウン島との間にある浅瀬に迷い込んだとみられるアザラシが発見され一般の人から連絡を受けた渡嘉敷村役場の商工観光課の職員がその姿を撮影しました。

職員の話では、体長はおよそ60㎝ほどで子どものアザラシのように見えたということです。渡嘉敷でアザラシが発見されるのは初めての出来事で、職員は「なぜ迷いこんだのか見当もつかない」と話しています。

美ら海水族館の宮原弘和館長は「ビックリしますよねそりゃね、(ゴマフアザラシは)ここには生息していない種類だと思いますのでね、北のほうで人為的に捕獲して、このあたりまで生きて海に放されたのか、それしか考えられない」と話しています。

渡嘉敷村では、現在環境省に問い合わせ、今後どのように対処するか検討するということです。