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こんばんは、6月20日金曜日のニュースQ+はめざせ甲子園から!いよいよあした開幕する夏の高校野球沖縄大会。出場校紹介の最後を締めくくるのはこの夏の第1シード、沖縄尚学です。

2年連続出場となった春のセンバツ大会でのベスト8を始め数々の大舞台で結果を残してきた沖縄尚学。

円陣「勝つために全員で一つになってやっていこう。よぉし!」

めざせ甲子園!(15) 沖縄尚学 甲子園めざす双子の兄弟

もう一度夢の舞台を目指し、夏に向かう沖尚。まずはその戦力!投手力・打撃力に期待がかかっている。沖尚投手陣を引っ張るのはもちろん、この投手だ!

大リーグの名投手、ノーラン・ライアンとその投球ホームが似ていることから「琉球のライアン」と全国を騒がせた山城大智。比嘉監督が「球速以上に伸びを感じる」と話すMAX146キロのストレートで打者をねじ伏せる。山城の後を受ける2番手以降の投手も夏にむけ着々と力を付けている。

同じく高得点の打撃陣はセンバツで.461の高打率を残した3番・西平大樹を軸に得点力の高いクリーンナップが夏に標準を合わせ、バットを振り込む。この夏の第1シードで優勝候補筆頭のチームだがそこに決して気の緩みはない。

めざせ甲子園!(15) 沖縄尚学 甲子園めざす双子の兄弟

比嘉公也監督「チーム内競争は春の九州大会以降さらに厳しさが出てきているとは思うので。」

レギュラー9人の枠をめざし鎬を削る選手たち。センバツ以降、出場機会を増やすためキャッチャーの練習に取り組み始めた金城泰希を始め、控えメンバーが力をつけレギュラー争いは激しさを増している。

金城太希内野手「試合に出るというのが自分の中では一番で、ポジションというのはこだわっていないので。」

そんな中、レギュラー獲得へ一際強い思いを持つ選手がいる。外野を守る、赤嶺拓くん。チームのキャプテンを務める・赤嶺謙くんの双子の弟だ。

めざせ甲子園!(15) 沖縄尚学 甲子園めざす双子の兄弟

赤嶺拓外野手「ライバル意識はあります双子でも勝負の世界になると敵同士になるので。」

小さい頃から一緒に野球をし甲子園をめざしてそろって沖縄尚学に入学した双子の兄弟だったが、兄が2年生の時からレギュラーを張り今やキャプテンとしてチームを引っ張る中、弟はなかなかレギュラーをつかめずにいる。

赤嶺謙主将「出るか出ないかは自分の努力次第だと思うので一番ベストは2人で出ることなんですけど」

弟を気遣う兄だがグラウンドでは、外野のポジションを争うライバル。しかし家に帰れば、甲子園を夢見る双子の野球少年の表情に戻る。

赤嶺謙主将「甲子園を目指して野球を始めたので。」

めざせ甲子園!(15) 沖縄尚学 甲子園めざす双子の兄弟

赤嶺拓外野手「自分も甲子園目指して野球を始めて、大きな目標を達成するために練習してきたので」

夢を求めた2人の兄弟の特別な夏がやってくる!

赤嶺拓外野手「自分はこの2年間で謙よりは試合に出た数も少ないんですけど、最後は同じように出て同じように活躍したいです。」

赤嶺謙主将「拓と一緒に試合に出られれば一番いいかなと思います。」

双子の兄弟とともにこの夏に挑む沖縄尚学。まだ見ぬ夏の全国の頂点へ、熱い戦いはいよいよあす開幕する!

めざせ甲子園!(15) 沖縄尚学 甲子園めざす双子の兄弟

金城太希内野手「これまでの結果というのにはとらわれずに、挑戦者の気持ちで戦っていきたいです。」

山城大智投手「もう一度甲子園で野球をするために優勝目指して戦っていきたいです」

絶対勝つぞ!うぇい!

大会はいよいよあす開幕、来月20日の決勝まで熱戦が展開されます

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