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沖縄戦などで亡くなった全戦没者の名前を刻む糸満市摩文仁の平和の礎に、17日、54人の戦没者の名前が追加刻銘されました。

17日、平和の礎には新たに名前が刻まれた石板が運ばれ、作業員によって慎重に設置されました。今回、追加刻銘されたのは2013年12月までに申告のあった54人です。

このうち県出身者は38人で南洋群島や収容所で亡くなった幼児の名前や広島や長崎で原爆に遭い後遺症で亡くなったという方も含まれています。これで礎全体の刻銘者数は、24万1281人となりました。

平和の礎への追加刻銘は1996年から毎年行われていて、県では、戸籍が失われていても、位牌や、証言があれば刻銘できるとして心当たりのある人はぜひ相談してほしいと話しています。