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6月6日金曜日のニュースQプラスです。新基地建設に向けた動きなのでしょうか。

日米両政府による普天間基地の移設が予定されている名護市辺野古の沿岸部で6日、沖縄防衛局の調査船など、13隻が作業をしているのが確認されました。

棚原記者「大浦湾に10隻以上の船が姿を見せています。船には沖縄防衛局の船であることを示す標識が掲げられています」

6日、午前9時過ぎ、辺野古の沿岸部で、沖縄防衛局の調査船や警戒船、13隻が作業をしているのが確認されました。現場で作業に反対する人々は声をあげていました。

現場は、7月にもボーリング調査が始まると見られている海域で、6月2日から5日連続でダイバーが水作業をする様子などが目撃されています。

海上で作業を見つめる人々らは「2日から乗ってるんですけど、毎日大体10隻から12隻が出てます」「ここが一変していくという事の始まりみたいな動きだと思いますので、本当に何としてもという感じがしますよね」と話していました。

漁業関係者によりますと、作業は測量や水中生物の調査と見られています。ところで、沖縄防衛局は6日午後、4月に名護市に申請していた漁港の使用許可など5件について、市が求めていた補正文書を提出しました。

一方、県は6日、沖縄防衛局に対し、予定している海上ボーリング調査について、環境保全に十分配慮することやその保全対策の実施状況を、調査終了後に情報提供することを求める文書を提出していて、埋め立てをめぐる動きが慌ただしくなっています。