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仲井真知事は、辺野古への基地建設について「ある解決の方向に向かって走り出している」との考えを示しました。これは30日、7週間ぶりに開かれた記者会見で明らかにしたものです。

仲井真知事は11月の知事選挙について3期目を目指すのかどうかとの問いに対して、「いまの段階では全く決めていない」と述べました。

また野党の選考委員会などが知事選の争点として「辺野古」をあげていることについては、自身が1期目と2期目の選挙で、普天間基地の危険性の除去を掲げてきたことに触れ、次のように述べました。

仲井眞知事は「何か公約違反だと仰る方もいるみたいですが、全く違反していないので、公約通りしっかりやって、そういう方向に向かっていると思いますから」「ある解決の方向に向かって走りだしていると考えております」と話しました。

また進退を表明する時期については「6月議会もありえないことはない」としています。