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2014年4月に起きたドラム缶落下事故を受け、伊江島でのアメリカ軍の訓練実態を把握しようと、高良副知事らが、21日伊江村を視察しました。

高良副知事と又吉知事公室長は、アメリカ軍の訓練実態などについて、島袋村長と意見交換しました。

島袋村長は4月17日、アメリカ軍機が、ドラム缶4本を落下させた事故について、原因も究明もされない中で、訓練が再開されたとして、「納得ができない。村としても詳細を求めていきたい」と県への協力を求めました。

高良副知事は会談の中で「(提供施設内とはいえ)村民の生活とつながっている場所ですよね。そういう点で深刻な事故だと受け止めていて二度と起こらないように住民への配慮を引続き米軍に申し入れたい」と村長に伝えました。

また、ドラム缶が落下した工事現場の視察中には周辺でオスプレイが飛び回る様子が確認されました。

又吉知事公室長は「伊江島のこういう環境のこういうところで、飛んでいるんだという事を実際に見ることによって我々県職員もリアルな感じ、地元住民の不安を肌で感じることができたと思っています」と感想を述べました。

一行はまた、伊江島補助飛行場も視察しましたが、アメリカ軍からドラム缶の落下事故などについて、言及はなかったということです。