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老人介護をテーマにした作品で知られる漫画家・くさか里樹さんの講演会が21日、真和志高校で開かれました。

くさかさんは日本の老人介護の問題点を描く漫画「ヘルプマン!」を執筆中で、2011年には日本漫画家協会大賞を受賞するなど活躍中の漫画家です。

講演会は、生徒らとのディスカッション形式で行われきつい、つらいなどマイナスのイメージで語られがちな介護職のイメージを変えるためにどうすべきか、意見を出し合いました。

くさかさんが「かっこいいところ、面白いところには絶対人は集まってくる。ただそれが知られてなさすぎるのでそれを今から知らせる時代が来る」と語ると、高校生も「楽しいところには人が来るって(くさかさんが)言っていたので、これから人も増えてくるし将来的にも介護をする人が増えていくと思いました。将来の夢は自分の施設を建てることです」と話していました。

介護職をめざす生徒たちは自分の将来を思い描きながらくさかさんの話を聞いているようでした。