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こんにちは!人物にスポットをあて取材する木曜スポーツ。今日は重い鉄を持ち上げる、たくましい大学生を取材しました!

Q+スポーツ部 沖縄から五輪めざす3人

鍛えぬいた肉体!絶対に持ち上げるという気迫!今年、沖縄国際大学に入学した3人。高校時代、重量挙げの全国高校総体の覇者でもあり、世界選手権にも出場経験のある注目の選手です。

東京の大学からのスカウトを断って、沖縄国際大学に入学。大学は、3人の入学にあわせウエイトリフティング部を創設しました。

屋良一郎選手「環境も変わらないで沖縄で一番いい環境でできるわけですし、こんな良い所はないんじゃないかなって沖縄国際大学決めました。屋良・授業の合間とか結構練習出来るんで。どんどん空いた時間見つけて練習して目標に向かって頑張っていきたい。」

Q+スポーツ部 沖縄から五輪めざす3人

屋良一郎選手。3人の中ではリーダー的な存在で、頭の中はいつも重量挙げでいっぱい。3月の全日本ジュニア選手権では94キロ級の日本高校記録を出し、数々の大会で頂点に立ってきました

知念光亮選手「お昼は学食で食べたりお弁当買って食べたりしてます(足りないんでは?)でも二個〜三個買うんで。」

食べることが大好き、常に笑顔を忘れないおっとりした性格の知念光亮選手。体重は145キロ。その大きな体でバーベルを持つと、優しい笑顔は一変。たくましい姿に変わります。3月の全日本ジュニア選手権では、105キロ超級で、日本高校新記録を出しました。

仲西弘一選手「自分はまだまだな存在なのでこの二人を目標としてもっと頑張って追い抜く気持ちで頑張っていきたいと思っています。」

Q+スポーツ部 沖縄から五輪めざす3人

シャイで控えめな仲西弘一選手。高校3年次のインターハイでは77キロ級で優勝。強い2人が目標です。講義の合間や放課後、そして休日にも。毎日練習に打ち込む3人。彼らには心強い助っ人がいます。

屋良博之さん。4月から、大学のウエイトリフティング部で彼らの監督を務めています。屋良さんは、沖縄で実力をつけ、県外の強豪大へ行ったものの、環境に馴染めず辞めてしまった選手を何人も見てきたと言います。

監督が彼らに地元に残ることを勧めました。

屋良博之監督「三人とも国内ではトップの選手でしたし、これから目標を国内だけではなくて海外の世界に通用する選手。そこで通用するような選手に是非なってもらいたいと思っています」

監督は、屋良選手の父親。親子二人三脚で重量挙げに取り組んできました。しかし屋良選手は小さい頃は、ウエイトリフティングに興味がなかったと言います。そこで、監督が立てた作戦とは。

Q+スポーツ部 沖縄から五輪めざす3人

屋良博之監督「目標を立てて、目標が達成したらお小遣いをあげる35そういうお小遣いの餌につられてどんどんどんどん強くなっていった。始めて半年後には日本中学新記録を出して大量にお金をとられましたハハ」

屋良一郎選手「僕は中学2年からウエイトを始めたんですけど、だんだん楽しくなって夏休み頃から本格的に始めるようになってそれからはずっとウエイトやってます。」

監督の作戦は大成功だったようです。3人でスタートした、沖国ウエイトリフティング部。

知念光亮選手「これから沖縄国際大学のウエイト部として新しく伝統を作っていく仲間で三人で世界を目指したい仲間です。」

屋良一郎選手「仲西は下から自分を追い上げてくる形で。自分は知念を目指してついていかなくてはいけない存在で、色んな意味で二人とはライバルとして切磋琢磨して練習して頂点を目指していきたいと思います。」

仲西弘一選手「自分はまだまだな存在なのでこの二人を目標としてもっと頑張って追い抜く気持ちで頑張っていきたいと思っています。」

お互いを尊敬し、励まし刺激し合いながら成長していく3人。監督と共に彼らが目指す先は!

Q+スポーツ部 沖縄から五輪めざす3人

屋良一郎選手「自分たちが日本のこのウエイト界引っ張っていけるように東京オリンピック目指して2020年目指して頑張っていきたいと思います。」

屋良博之監「沖縄からオリンピックっていうのがこれが最初の目標ですので、是非実現させて沖縄県民に希望と勇気を与えて彼らを頑張らせていきたいと思います。」

彼らのパワーの秘訣はこの食欲のようです。沖縄から重量挙げで頂点の舞台へ、彼らの挑戦は続きます。