※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
14-04-30-05

29日から30日にかけて読谷村のトリイ通信施設内で普天間基地所属のオスプレイが離着陸を繰り返しています。

こちらは30日正午すぎの映像。読谷村のトリイ通信施設内にオスプレイが着陸し、複数の兵士を降ろして離陸する様子が撮影されました。

QABの取材に対し、海兵隊報道部は通常の訓練で、日程や移動経路は公表しないトリイ通信施設の使用は日米両政府で認めているとしています。

しかし現場は、住宅からおよそ450メートルの地域で学校も近くにあることから読谷村ではさっそくアメリカ軍と沖縄防衛局に対し、中止するよう求めました。

石嶺読谷村長は「これまでにも村民、県民をあげて、欠陥機と言われているオスプレイが訓練することはまかりならんということで、我々も意思表示してきたところ。学校のすぐ隣で行われているということ、関係機関に中止要請をやっていきたいと考えています」と話します。

2013年、同じトリイ通信施設をオスプレイが使用した際は事前通告があったということですが、今回は読谷村の問い合わせに対し「特段連絡する必要はない」と回答したということです。そのやりとりからも地元の不安はおかまいなしのアメリカ軍の対応がみえています。