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机の上の学習だけではわからない体験です。

介護や福祉について専門知識や技術を学んでいる高校生たちが、27日地域のお年寄りとふれあうデイサービスに挑戦しました。

石橋記者は「こちらの公民館では、高校生たちがアイデアを出し合った手作りのデイサービスが行われています。」とリポートします。

真和志高校の介護福祉コースでは、地域に密着したボランティア活動を行いながら、介護・福祉の分野における技術の習得を目指していてます。

これまで、老人ホームなどに出向き、介護や福祉の仕事を現場で体験してきた2年生たち。今回が2年生最後の実習で、この日のために2013年の12月からおよそ3か月間かけて準備してきました。

レクリエーションは、お年寄りが楽しめ、体を動かして健康維持に繋がるようにと考えたものです。公民館には繁多川地域に住む65歳以上の人たち、およそ50人が訪れ、高校生たちのデイサービスを受けました。

高校生が「17(歳)になりました?」利用者のお年寄りは「はい!これから彼氏さがします。」高校生が「探してください」と話すと「ありがとうございます」と笑顔を見せていました。

利用者に最も人気があったのがネイルのコーナー。楽しく会話をしながらマニキュアを施してもらい、みんなにっこり、、ご満悦の表情!中には、ネイル初体験という人も!

利用者に好評だったネイル、どんな感じなのか私(記者)も、高校生たちの腕前を体験しました。石橋記者が「ネイルしてもらってどうですか?」と尋ねると利用者は「若返ったみたい。ネイルしてもらってうれしい」と話します

高校生たちの手作りデイサービスは、終始、笑顔が絶えない和やかな時間となっていました。

そして「とても楽しく感じました。真心がこもっていて、たいへん、元気いっぱいもらいました。ありがとうございました。」や「みんな笑顔で、一生懸命なんですよね、ほんとに今日は、感激の一言なんですよね」と話していました。

高校生は「大丈夫かなって思ってたんですけど、結構うまくいってよかったです」他の生徒は「最初は緊張もあったんですけど、やってみたら楽しくて良かったです」別の生徒は「ネイルもやってみて、若返ったって喜んでくれたのが、勉強になりました。」と話していました。

高校生たちによる手作りデイサービス、お年寄りにとっても、生徒たちにとっても心を通わせる大切さを肌で感じる貴重な経験となったようです。