※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

高齢者の「認知症」を正しく理解し家族や地域で患者を支えようと29日、沖縄市で、講演会が開かれました。

講演会は沖縄市が開いたもので会場には多くの市民が集まりました。

グループホームひめゆりの嘉数世利子所長は、「まずは病気を正しく知ることが大切」と具体例を示しながら医学的な基礎知識を説明、「人によっては精神病とか心の病気と思ったりしてるんですね。それは間違いなんです。脳の病気なんです」と説明しました。

嘉数所長は、「認知症患者が間違ったことをしても、訂正したり怒ったりせずに聞き入れて、ありのままを受け入れてほしい」と呼びかけました。

また、認知症予防やストレス解消に効果があるとされる笑いを取り入れたヨガも紹介され会場は、参加者の清々しい笑顔に包まれていました。

国内では65歳以上の高齢者のうち、4人に1人が認知症という報告もあり、参加者は熱心に講演に聞き入っていました。