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稲嶺さんは、辺野古移設に反対し、再編交付金に頼らない街づくりを訴え、辺野古推進を訴えた新人の末松文信さんに4000票あまりの差をつけ当選しました。

仲井眞知事は去年12月、辺野古の埋め立てを承認していて、今回は、地元の名護市民がこれをどう判断するかが注目されていました。

名護市の街で話を聞くと「断固辺野古埋め立て関係の書類はサインをしないと言い張ってい頂いているので。」や「基地はいらないと。でも作るならお金あげますよと言う風になっていますよね。本当はそうじゃないです。造らなくても振興策はちゃんと請求すればいいんです」と話していました。

仲井眞知事は「選挙でもって名護の有権者の方のご意向ですから、これはこれとして無論大きなものはありますよ。それを受けて、私がなにか承認するというあれをですね。変えるということは、もう承認しましたからね」と話しています。

移設に反対する稲嶺さんの再選により、名護市への基地移設をめぐる問題は、今後さらに複雑なものとなりそうです。