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普天間基地の辺野古移設問題を最大の争点とする名護市長選挙。現職と新人の一騎打ちは16日から三日攻防、舌戦は激しさを増しています。

名護市長選 きょうから三日攻防 舌戦展開

市長選に立候補しているのは、前の県議で新人の末松文信さん(65)と現職の稲嶺進さん(68)の2人です。

辺野古移設推進を掲げる末松さんは、16日、自民党本部の石破幹事長らと遊説し国や県とのパイプを強調。

石破幹事長が、500億円規模の名護振興基金の設立を明らかにするなど、再編交付金などを活用した街づくりを訴えました。

末松さんは「(情勢の報道を見て)これはいかんと言うことで、これまで選対本部、力入れて戦ってまいりました。街頭出てもかなり手ごたえあるので、この勢いで乗り切っていこうと考えています」と話しました。

一方、辺野古移設反対を掲げる稲嶺さんは、糸数慶子、山本太郎の両参議院議員らと遊説し、辺野古に新基地は造らせないと強調。

基地と引き換えの政府の振興策は、将来の名護市のためにならないと批判。自立経済で豊かな名護市を目指すと訴えました。

稲嶺さんは「私が行くところ、街宣車が回るところ、懇談会などを通していっぱい支持得ています。これまで通り続けていくということです。(勝算は?)勝つためにやっているんです。」と話しました。

名護市長選 きょうから三日攻防 舌戦展開

名護市長選挙は、今月19日に投開票されます。