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高齢者の制作した美術作品を紹介するかりゆし美術展が8日から那覇市で開催されています。

「沖縄ねんりんピックかりゆし美術展」は高齢者の創作意欲を高め、明るい長寿社会をつくろうと、県社会福祉協議会などが主催しているものです。応募は60歳以上が対象で、絵画や彫刻、写真など6つの部門に294の作品が寄せられました。

県知事賞を受賞したのは組踊の創始者、玉城朝薫の「執心鐘入」のクライマックスシーンの作品で、実際に観劇した際の感動を絵にしたといいます。応募者の中で最高齢、浦添市の94歳の女性の作品は滝を登る鯉の姿を躍動感たっぷりに描いています。

かりゆし美術展は那覇市の県立博物館・美術館で13日まで開催されています。