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浦添市の松本市長は11日の議会で公約にかかる那覇軍港移設についてその見解を質され「基本的には反対だが、しかるべき時期に判断したい」とする一方、「選挙後、状況は変わっている」としてその判断に含みを持たせました。
11日の浦添市議会一般質問で伊礼悠記市議の質問に松本市長は「那覇港湾施設移設に関しましては、新基地建設には基本的には反対の立場ですが、これまで関係機関との協議を重ねてきた経緯もあるので、引き続き関係機関との協議を続けながらしかるべき時期に判断したい」と述べました。
松本市長は那覇軍港の移設については、隣接する西海岸開発と切り離して検討するものの、軍港受け入れについては関係機関と協議して「しかるべき時に」判断するという見解を示しました。
軍港受入れ反対を公約として当選した松本市長に対し議員からは「公約違反では」という指摘がありましたが、「現段階で判断しているわけではないので、公約の撤回を意味していない」と答弁。「選挙後、様々な状況が変わっているので、そのことも踏まえて判断したい」含みを持たせました。