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沖縄戦で死亡したと見られる父親の手がかりを求め、沖縄を訪れている韓国人男性が、帰国を前に、県庁で会見を開きました。

会見したのは、韓国人のコン・スチョンさんです。沖縄戦で軍夫として徴用され、死亡したと見られる父、コン・ウンソンさんの手がかりを求めて、15日から沖縄を訪れています。

4度目となる今回の訪問では、遺骨こそ見つかりませんでしたが、父親が所属していた部隊が、読谷村渡具知に配置されていたことや糸満市真栄平で全滅したと見られることがわかり、改めて、父親の遺骨を見つけたいという思いを強くしたということです。

スチョンさんは、遺骨収集に取り組む県内外のNPOと共に、国や県に対し、遺骨が見つかった場合に備えてのスチョンさんのDNA情報の保存やウンソンさんの平和の礎への刻銘を求めていくということです。