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太平洋戦争当時に日本の統治下にあった南洋群島での戦争被害者らが国に謝罪と賠償を求めている裁判の第1回口頭弁論が行われました。

この裁判ではサイパンやパラオといった南洋群島における戦争で自らが負傷したり家族を失うなど当時、民間人として被害を受けた人たち24人が原告となり国に対して謝罪と1人あたり1100万円の損害賠償を求めています。

原告の上原和彦さんは「(米軍機が)低空(飛行)して打って来たんです。」「そこ(機関車の下)に潜って。レールにあたっていく音ですね。これが恐怖でした」と話しました。

原告の上原和彦さんは「戦争で犠牲になった家族4人の無念をくみ取って補償をしてほしい」と訴えました。次回の裁判は、2014年2月5日に行われます。