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県産の農林水産物を応援する、ビバうちなーむん。きょうは、今が旬の果物をご紹介します。ヒントは「星の果物」です。ここは、南風原町にある「熱帯果樹園守礼」。宮城光雄(みつお)さん。この果樹園でマンゴーなどの熱帯果樹を育てて30年。

宮城さん「熱帯果樹というのは個性派なんですよ。他の果物に持ってないものを持っているのが熱帯果樹。」

その中でも宮城さんが誇る熱帯果樹がこちら。

VIVA!うちなーむん 南風原の「星の果物」

果樹園の中でもひときわ存在感のあるスターフルーツの木は宮城さんが25年前にマレーシアから持って帰ってきたもの。当時は小指ほどの苗だったと言います。

宮城さん「従来は酸味系はあったんですよいっぱい。酸味系が。甘み系を持ってきたのは自分が初めて。」

当時県内に流通していたスターフルーツは、品種改良された現在のものより、大分酸味が強いものでした。

VIVA!うちなーむん 南風原の「星の果物」

宮城さん「南風原がスターフルーツにとって適地適作、スターフルーツは豊産性、生産量がマンゴーの2.5倍取れるんです。沖縄で一番肥沃なな土壌ですね。」

現在、県内の年間収穫量は30トン。うち、8割は南風原町で収穫されています。

川村「ん!甘い!触感は梨みたいな感じで、すたーフルーツはすっぱいというか味がないイメージがあったんですけど、すごい甘いですね。」

宮城さん「見た目よりもじゅーしーで水分量も多くて皆さん喜ばれていますね。」

川村「へーおいしい。あはははは。」

かぼちゃやへちまに続く、南風原町のスターになれるか?!では、今週も野菜ソムリエの大城しま子先生にスターフルーツを使った簡単おいしいレシピを紹介して頂きます。

大城先生「今日はスターフルーツを使ったジャムを作りたいと思います」

VIVA!うちなーむん 南風原の「星の果物」

材料はスターフルーツと砂糖です。

大城先生「スターフルーツは95パーセント位が水分なんですが中にカリウムとビタミンC、あとポリフェノールたっぷり入ってます。なのですごく抗酸化力に優れた果物ですね。」

まず、1センチかくに切ったスターフルーツ、砂糖の順に鍋に入れます。中火で煮立たせ、アクを取ったら弱火で20分〜30分。

大城先生「火を止めるタイミングなんですが、ジャムの硬さよりも気持ちやわらかいかなーという感じの状態で止めてください。」

VIVA!うちなーむん 南風原の「星の果物」

甘酸っぱ〜い、スターフルーツジャムの完成です。