こんばんは。スポーツです！来年春のセンバツの夢につながる高校野球九州大会が土曜日にここ沖縄で開幕。きょうの準々決勝までの県代表４校の戦いぶりをご覧ください。
チームのモットー「必笑」を胸に2年連続の九州大会に挑んだ宜野座。１回、４番松川竜希のタイムリーで幸先よく先制！守備でもキャプテン・當眞圭介を中心に笑顔がこぼれます。しかし、２回ウラ…
笑顔が消えてしまった宜野座。初戦で涙を飲みました。
14年ぶり4度目の出場となった、八重山商工。土曜日の初戦は、鹿児島・指宿商業に3-0で快勝。きのうの二回戦では前日、完投のエース馬場がマウンドに立ちますが疲れからか、1回にヒット３つを許し先制点を奪われます。
しかし、馬場は冷静でした。昨日の2回戦、八重山商工のマウンドには前回完投のエース馬場。疲れからか、1回にヒットを3つ許し先制点を奪われます。しかし馬場は冷静でした。
馬場投手「まだ初回だから全然大丈夫だよとみんな明るくやってました」
チームも4回に1点を返し、同点で迎えた延長12回八重山はついに逆転に成功します。あとは、抑えるだけの12回ウラでしたが、逆に同点に追いつかれると、これで同様したのかエース番場が、最後は痛恨のサヨナラタイムリーを許しゲームセット。ベスト8まで、あと一歩で、八重山商工が悔しすぎる敗退です。
馬場投手「悔しいです最後の最後に自分のせいで点数取られてしまって。」
勝てばセンバツの夢に一歩近付く沖縄尚学が準々決勝に挑みます」2年連続で、春の甲子園を狙う沖縄尚学。1回の表、2番久保がヒットで出塁するとバッターはきのう2ランホームランの4番、安里健！
安里「絶対に打つっていう気持ちで入りました」
安里のバットできょうも沖尚が先制するとこれが呼び水となったのか沖尚打線が爆発します！4回には、2アウトから1番赤嶺謙、2番久保、3番西平と三者連続タイムリーで、さらに4点を奪うと、続く5回、今度は、下位打線、7番からの三者連続ヒットで一気に4点！
沖尚、5回を終わって、9対0と長崎の1位校、波佐見を圧倒します。そして何より、圧巻だったのは、エース山城大智！伸びのあるストレートと、変化球で、5回まで、7奪三振、許したヒットは、わずか2本の快投で、波佐見に、三塁を踏ませません。
山城大智「三振を取るっていうのは心がけて投げてます。」
最後は10個目の三振を奪ってゲームセット！文句なしの7回コールド勝ちの圧勝で沖尚が県勢ベスト4に進出、2年連続、センバツ出場の夢を、手繰り寄せました！
山城「センバツの甲子園の舞台に立ってしっかりしたピッチングが出来るように優勝っていう結果を出して大会に臨みたい」
エース・伊波友和の力投で県大会優勝。県１位校として初の甲子園を狙う美里工業。しかし、その伊波、調子があがらず毎回のようにランナーを背負います。
與那嶺翔捕手「ランナー出して苦しんでいたので自分がリードして助けてあげようと思って。」
苦しむエースを、女房役・与那嶺が救います！仲間に支えられたエースが、８安打を許しながら、完封勝利を収めました！
さぁ、勢いにのり夢の甲子園の必要条件、ベスト４をかけた勝負の日です！あと１勝でベスト４。その１勝をめざしマウンドに上がったのはエース伊波に変わり、背番号10、長嶺飛翔。
長嶺飛翔「ここで負けたら（甲子園）いけないので、任されたからには強気でいこうという気持ちでした。」
長嶺は持ち前の打たせて取るピッチング、守備もそれに応え、得点を与えません。長嶺の力投に応えたい美里工業打線。しかし、長崎１位代表、創成館の廣渡の前に７回までわずか１安打と沈黙します。ゼロが並んだこの試合、勝敗を分けたのは…８回でした。美里工業は、この回、先頭の神田ダイキが出塁。その後チャンスを広げ、２アウト２塁でバッターボックスには、きのうエースを救った與那嶺翔！
與那嶺「長嶺もずっと良いピッチングを続けていたので自分が何とか助けたいなと思って打席に入りました。」
きょうはバットでチームを救った與那嶺！終盤で美里工業が先制します！この１点を守りたい長嶺。しかし、その裏、ヒットとデッドボールで１アウト1塁2塁のピンチを招きます。
勝負所を勝ち切った美里工業。続く９回、最後のバッターを見逃し三振に切って取り試合終了！！夢の甲子園へと続くベスト４です！
與那嶺翔捕手「夏はあと一歩のところで届かなかったのでとても勝ててうれしいです。」
見事２校がベスト４に残りました！センバツをより確かなものにする準決勝は明後日セルラースタジアム那覇で行われます。以上スポーツ部でした。