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県内の医療関係者を対象とした災害時における緊急対応講座が、28日、琉球大学で開かれました。災害緊急マネージメント講座は、地震、津波、土砂災害など、現在、日本で求められている災害の備えについて考えようと、今回、初めて東京大学と琉球大学で行われています。

講師をつとめたフロリダ州公衆衛生局長官のジョン・アームストロング医師は特に沖縄は低地に住宅街が多く、津波の危険性が高いと指摘。大規模な災害発生時に負傷者が集中しないよう日ごろから医療機関への分散搬送計画を立て、スタッフの確保や連絡体制、医療機器や薬剤の備蓄などを、計画的に行っておく必要性を強調しました。