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キャンプハンセンの一部の傾斜地が細切れで返還されることを受け、23日、名護市の住民らが辺野古への基地建設を支持しなかった地域住民に対する「いじめ」だと抗議しました。

23日、沖縄防衛局を訪れたのは名護市幸喜区の区民6人です。

日米合同委員会ではキャンプハンセンの一部162ヘクタールが2017年6月30日までに返還されることで合意されていますが、名護市では山中の傾斜地を細切れに返還されても跡地利用が難しいとして返還期限の延長を求めています。

中でも、幸喜区の土地は他よりも3年早く返されることが日米で合意されていて、区では、幸喜区が辺野古への基地建設を支持しなかったことへの圧力だと抗議しています。

幸喜区民は口々に「区民総会で辺野古支持を否決した幸喜への嫌がらせだと思います」「これは幸喜区へのいじめだと思います」と話していました。

幸喜区ではオスプレイの被害も深刻になっていて、区民たちは「一部の土地だけが返還されても基地被害は続く」と訴えています。