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宮古島の高級食材として有名なヤシガニ。

しかし今、乱獲により、将来絶滅の恐れも危惧されていることから27日ヤシガニの保護区が設置されることが承認されました。

27日平良庁舎で行われた宮古島市ヤシガニ保護条例策定協議会で保護区に指定されたのは、池間島の北側海岸や来間島の東側海岸など市内4つの地域です。

2012年1月、宮古島市ではヤシガニの乱獲で急激な減少と小型化が進んだことに危機感を強め、ヤシガニ保護条例が制定されています。

これまで、大きさが8センチ未満、12センチ以上のヤシガニは採取しないことや毎年6月1日から8月31日までを禁漁期間と定めていましたが、今回定めた保護区では年間を通し、保護区でのヤシガニの捕獲を禁止しています。

今後は、将来的展望として先島地区での広域的な保護協定書を策定したいとしています。