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9月18日は「しまくとぅばの日」。沖縄に古くから伝わる言葉の重要性を再認識してもらおうと、しまくとぅば県民大会が開かれました。

県の調査によると、しまくとぅばに親しみを感じる県民が8割に上る一方、しまくとぅばを主に使う人の割合はおよそ1割にとどまっています。

このため、今後もしまくとぅばを次世代へ継承していくため、県として、10年計画で普及推進に取り組んでいくことを決めました。

大会に参加した人たちは「やっぱり沖縄の人なので、しまくとぅばが分かるといいなと思います」「なんとか話せるようにと思いますけれど、そういう機会があんまりないですよね」「もう毎日のように夫婦で使っています」「やーにんじゅうでしまくとぅばを励行していこうという自分の家族のモットーですので」とそれぞれのしまくとぅばへの思いを話していました。

また18日午前、モノレールおもろまち駅では小さな頃からしまくとぅばに親しんでもらおうと、近くの幼稚園児を招いてしまくとぅばを使った紙芝居が披露されました。

紙芝居を作った「さどやん」こと佐渡山安博さんは「こっちはある程度分かってるつもりで使ってても、子どもにとってはウチナー口は外国語に近いので、ニュアンスが伝えられないところもある」と話していました。

集まったおよそ90人の園児たちは、初めて見るしまくとぅばの紙芝居にとりあえず、ヤマト口で歓声を挙げていました。