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夏の時期に見られるレプトスピラ症の感染がことしも県内で確認されたことから、県が注意を呼びかけています。

レプトスピラ症は、レプトスピラと呼ばれる細菌の感染によって発症する病気で、3日から2週間ほどの潜伏期間を経て、頭痛や発熱、筋肉痛や目が充血するなどの症状が出て、重症化すると死に至ることもあるということです。

県によりますと、感染は7月から10月までに多く見られ、県内では、西表島の川で男性3人が感染し、現在は回復しているということです。

レプトスピラは、ネズミやマングースなどの野生動物の尿が混ざった土や水から身体の傷、目や鼻の粘膜を通して感染します。

人から人への感染はありませんが、県では、「皮膚に傷がある場合は河川で遊ばないこと。症状が出た場合はすぐに医療機関で受診すること」などと注意を呼びかけています。