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普天間基地に配備されているオスプレイが10月滋賀県と高知県で実施される国内初めての日米共同訓練に参加することになりました。

小野寺防衛大臣の沖縄訪問前日に発表されたこの計画。

辺野古移設を進めるため県民の理解を得るためのアピールにも見えます。

小野寺防衛大臣は「沖縄の負担を本土に分散させる視点から2012年9月11日の日米合同委員会合意に従い、沖縄以外の場所で飛行訓練を行う可能性を検討してきたことに沿うものでもある」と話します。

会見で小野寺防衛大臣はこう述べ、オスプレイの本土訓練が沖縄の基地負担の軽減につながるとの認識を示しました。

滋賀県では10月上旬から中旬にかけて陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による戦闘時を想定した共同訓練が。

また、高知県では10月下旬南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練が行われ、オスプレイが参加します。

滋賀県高島市民は「沖縄だけに負担を頼むのは悪いので、みんなが協力し合えてできるのが良いかと思うんですけど、やっぱり安全面だけ気になります」と話しています。

小野寺防衛大臣は7日沖縄を訪れ、仲井真知事に本土での共同訓練について報告するものと見られます。