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さて、夏もそろそろ終わりを迎えようとしています。涼しい風の訪れとともに、気になるのが「ハブ」の被害。毎年発生するハブ咬傷被害について、中川アナウンサーが取材しました。

猛毒を持つ、ハブ。1年のうちでも、9月から11月にかけエサを求めるハブの活動が活発化。加えてこの時期は農作業で田畑や山野への出入りが多くなることから咬症被害も多く発生します。

きょうも環境衛生研究所には役場の人が捕獲したハブが持ち込まれました。

いつ捕獲したんですか?

役場「先週の金曜日の午後です。これは1匹大きいのかなと思ったら、2匹か3匹入ってます。初めてです。こんなにいっぱい。」

実際、県内ではどれくらいの被害が出ているのでしょうか。

寺田さん「去年は一年間で92名の方が沖縄県内で噛まれています。ここ10年くらいですね、100名前後で横ばい状態で、増えてもなく減ってもなくという状態が続いています。」

現在でも、毎年100人前後の人がハブの被害に遭っている事実。本土から来た私には大変な驚きでした。生まれて初めて、捕獲器を使ってハブ取りに挑戦してみました。

ハブと戦う中川「おおちょっと待って怖い。怖いもう。戦いますなかなか手ごわいです。」

思っていた以上に、ハブは怖くて強敵でした。実際に遭遇すると緊張もします。私たちは見つけた時にどうしたらいいのでしょう。

寺田さん「これが本当に毒のある危険な蛇なのかハブなのか、それとも毒のない蛇なのかきちんと見分けることも大切ですね。頭が三角形というのが特徴なんですけどちょっと紛らわしい蛇もいるので、できれば頭と身体の色と模様両方みてほしいと思います。」