※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

今月5日、キャンプハンセンに墜落したHH60救難ヘリの同型機の訓練が16日午前、再開されました。

墜落事故のあと県や関係自治体などが原因が究明されるまで飛行を停止するよう求めていたHH60救難ヘリ。

アメリカ軍は事故以来、同型機の訓練を見合わせていましたが、16日午前、嘉手納基地に駐機していた3機のうちの1機が離陸し、訓練を再開させました。嘉手納町に住む人たちは「そうですよね、こわいですよねそれきいたら。また(同型機が)飛んでいるっていう」「こわいでもあるし、不安でもあるしこれが嘉手納基地に落ちたらどうなるかなと思ったらとても不安です」と話していました。

また、當山町長は「原因究明までは住民の不安も払しょくされていないのでその間は飛行をストップしてくれと強い要求をしてきたがそれが守られなかった。きょうの飛行については決して容認できないし強く抗議をしたい」と述べました。

また16日午後4時ごろには今月5日に事故が起きた宜野座村キャンプハンセンの上空付近を飛ぶ同型機が確認されました。

當眞宜野座村長は「もう少し配慮して民間地を避けて飛ぶとかですね、そういうことが行われるのかなと思っておりましたが思いっきり村の上空を飛んでる現状を見てですね大変悲しいというか配慮の無さを痛感いたしました」と話していました。

墜落の原因も明かされず、事故からわずか10日余りでの訓練再開に県民の不安の声は高まるばかりです。