※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

宜野湾市の沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリコプターが墜落して13日で9年になります。

野島記者は宜野湾市から中継で伝えました。沖縄国際大学のすぐとなりの普天間基地では、けさオスプレイ1機がプロペラを回して、点検を行っていましたが、目立った動きは見られません。

9年前のきょう、沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリが墜落、炎上しました。周辺住宅にも、ヘリの部品が散乱し、現場には立ち入ることもできず多くの市民が恐怖、命の危険を感じました。

それから9年。今月5日には、キャンプハンセンで、アメリカ軍のHH60ヘリが墜落炎上。アメリカ兵1人が死亡しました。この事故からわずか1週間後の12日、9機のオスプレイが、沖縄国際大学のとなり普天間基地に追加配備されました。

13日、沖縄国際大学では、この後午後2時から墜落現場のモニュメント前で集会が開かれます。あれから9年、危険と隣合わせの生活はなにも変わらず、さらに追加配備されたオスプレイ。8月13日は、過重な負担を強いられ続ける沖縄の現状を改めて見つめる日となります。