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山口県岩国基地に移送されたオスプレイ12機のうち４機は、３日午後、宜野湾市の普天間基地に向かう予定です。
普天間基地前から棚原キャスターは「普天間基地が見渡せる民家の屋上をお借りしています。現在、普天間基地にはすでに配備されている12機も含め格納庫にも滑走路にもオスプレイの姿はありません。住宅が密集する街のど真ん中にある普天間基地にさらに12機が追加配備されれば『負担軽減』とは程遠い実態になるわけで日米両政府への不満は高まるばかりです」とレポートしました。
一方、宜野湾市の野嵩ゲート前では追加配備を阻止しようと２日夜から抗議行動が続き、３日午前中にはおよそ300人が詰めかけました。
午前８時半ごろ、前夜から抗議行動を続けていた市民と強制的に移動させようとする警察官との間でもみ合いが起こり、ゲート付近は一時騒然としました。
午前８時40分には複数の逮捕者も出たようですが、詳しいことはまだわかっていません。市民団体はこの後も抗議を続ける構えです。