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2013年7月30日、山口県の岩国基地に搬入されたオスプレイのうち4機が3日午前中にも普天間基地に配備されることが明らかになりました。

アメリカ海兵隊から沖縄防衛局に入った話によりますと先月、山口県の岩国基地に陸揚げされたオスプレイ12機のうち4機が3日午前中にも普天間基地に移動することがわかりました。

県の調べでは2012年の10月の一次配備以降、わずか2カ月間で人口密集地上空での飛行や夜間飛行などの日米合意違反が318件にも上っているということです。

しかし防衛省は先月、県に対して「違反の確証はなかった」との回答をしていて政府の対応にも県民の不信感は強まっています。

高良副知事は「配備の見直しだとか訓練の分散であるとか、そういったことを強く求めてきたんですけれども、県からの強い要請にもかかわらず、今回追加配備が実行されるのは大変遺憾だという風に考えています」と述べました。

残りのオスプレイ8機も5日には普天間基地に移動する予定で、配備を巡る混乱は高まりそうです。