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障害者の就労チャンスを広げようと、事業所や特別支援学校の担当者を対象としたセミナーが、7月31日、沖縄労働局で開かれました。

2013年4月から改正された障害者雇用率制度では法定雇用率が1.8%から2%に引き上げられ、事業所は、従業員50人に1人の割合で障害者を雇用する義務があります。

セミナーでは障害者を採用した場合の助成金制度やハローワークの活用方法などが説明されました。ハローワーク那覇の仲間久雄所長は採用した後も障害者が長く勤められるよう職場環境を整えてほしいと、事業所の理解と協力を求めました。

2012年に雇用された障害者の数は2624人で過去最高となりましたが、法定雇用率を達成した県内企業は対象企業698社のうち403社に止まっています。