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子ども達に裁判所の仕事を身近に感じてほしいと29日、那覇地方裁判所・平良支部で夏休み見学会が開かれました。

この見学会は裁判の仕組みや裁判所の仕事について知ってほしいと年に一度開かれているものです。

生徒たちは、那覇地裁平良支部を見学したあと裁判官役は法服に着替え、その他、検察官や被告人、弁護人などの役割に分かれて法廷で模擬裁判を開きました。

模擬裁判は、ゲームソフトを万引きしたとして起訴された被告を裁くものでした。

参加した生徒は「体験できないことを体験できたのでいい機会になった」「模擬裁判だったけど人の人生を扱うのは、すごく重いなーって感じました」と感想を述べていました。

裁判官と裁判員役の生徒たちは検察官、証人、被告人の話を聞き、それをもとに判決をどうするか真剣に話し合った上で執行猶予のついた結論に辿りつきました。