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下水処理のときに発生するバイオガスを工場で再利用するという糸満市で行われている実験実績が6日に報告されました。

糸満市の浄化センターでは、下水を処理する際に発生するバイオガスを近隣の工場へ提供するという実験を2013年2月から行っています。

センターで発生するバイオガスは1か月におよそ3万6000立法メートルで、そのうちおよそ8割が近くの製塩工場に送られています。

製塩工場では、海水を乾燥させる作業にこのガスを燃やした熱を使うことで、工場から排出される二酸化炭素を年間540トン削減できると見込んでいます。糸満市ではガスの安定供給に向けた技術開発をさらに進める方針です。