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普天間基地の移設問題を巡り選挙時の公約を破棄して「辺野古推進」派に転じた島尻安伊子参議院議員に、市民団体が辞職を求める声明を出しました。

市民団体のメンバーは「選挙時の公約『県外移設』『辺野古移設反対』に立ち戻ること、それができないのであれば議員を辞職し、改めて信を問うよう強く要請する」と話しました。

声明を出したのは平和市民連絡会で、10日午後、メンバー8人が後援会事務所を訪れ、秘書に抗議声明を手渡しました。

島尻参議院議員は5月末の参議院予算委員会で「沖縄の発展のために日米合意に基づいて進んでいくべき」と述べ、選挙時の公約を破棄し、辺野古移設を進める考えを示していました。

市民団体のメンバーは島尻参議院議員に対し、沖縄に帰って県民に釈明するよう求めています。