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沖縄電力は30日に2012年度の決算を発表しました。売上高は対前年度比でわずかに増加したものの、経常利益が減少して2年連続の増収減益となりました。

4月1日に社長に就任した大嶺満社長が決算発表を行ないました。それによりますと、2012年度の売上高は、燃料費調整制度などの影響で対前年度比3億円余り増加し、1664億3900万円となりました。

一方、費用面では2012年稼働した吉の浦火力発電所の減価償却費や、石炭より割高のLNGの燃料費、修繕費などがともに増加したことで、営業利益が29.8%減の89億6900万円と、2年連続の増収減益となりました。

また30日の取締役会で、副社長に池宮力常務と知念克明常務が昇任する人事案が承認され、6月の株主総会で決定されます。