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高校野球・夏の大会の第一シードをかけたチャレンジマッチ。春の県大会で優勝した北山高校とセンバツ大会に出場していた沖縄尚学高校が戦いましたが、雨のためノーゲームに。それでも選手たちは悪天候の中、懸命なプレーを見せました。

センバツ大会での敗戦から3週間。夏に向け、さらなる進化が問われる沖縄尚学は、宇良が先発。鋭い変化球を織り交ぜ、北山打線を3回までパーフェクトに抑えます。

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一方、北山のエース・平良は県大会決勝で15奪三振という実力そのままに、こちらも3回まで沖尚打線に付け入る隙を与えません。

北山は4回、春の九州大会を見据え好投の平良に代えて小浜がマウンドへ。しかしこの交代を機に沖尚打線が目覚めます。

ヒットで出塁のランナーを2塁に置いて、4番名嘉!さらにタイムリーの名嘉を1アウトからでも手堅くバントで送り、6番砂川!沖尚らしい攻撃で2点を先制します。

ここから流れに乗りたい沖尚でしたが…。

試合再開も勢いに水を差された沖尚。しかし、再びその流れを引き寄せたのはこの選手!4番名嘉の特大アーチ。沖尚が追加点を挙げます。

ここから雨脚が強まり、選手のプレーにも影響が。

好投していた宇良は、この試合初めてのフォアボールにワイルドピッチなどでランナーを進めると、9番小浜にタイムリー。続くランナー3塁の場面でも明らかなすっぽ抜けであっさりと2点を失ってしまいます。

これで3対2となりましたが、これ以上のプレー続行は困難となり、降雨ノーゲームに。夏の第一シードをかけた戦いは再試合となりました。

3対2とリードしていた沖縄尚学の比嘉公也監督ですが「自然相手ではどうしようもない」と残念そうに話していました。

仕切り直しのチャレンジマッチの再試合は5月6日、北谷球場で行われます。

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