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高校進学のため島を離れる南大東島の少女を通し、家族の在り方を問う映画が完成し話題を呼んでいます。

映画「旅立ちの島唄~十五の春~」は高校のない離島・南大東島で進学のため島を出て家族から離れることを余儀なくされる15歳の少女の姿を通し、見る人に家族の在り方を問いかける作品です。

15日に開かれた完成会見で吉田康弘監督は「島の暮らしを見つめるものを作りたかった。出演してくれた島の人も芝居ではなく、思い出して演じてくれリアリティあるものに仕上がった」と作品への思いを語りました。

また、この映画は「カラカラ」や「ペンギン夫婦の作り方」に続く、県の「コンテンツ産業創出支援事業」で制作されたもので、県では映画を通し沖縄の魅力を発信したいと期待を寄せています。映画は4月27日から、全国に先駆け県内で先行上映されます。