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土地取引の基準となる県内の住宅地や商業地などの地価が21日に公示され、21年連続で下落したことがわかりました。一方、下落率は3年連続で縮小しています。

地価公示は、国土交通省が2013年1月1日時点での県内176地点の適正地価を公示するものです。

その結果、県内の地価変動率は平均でマイナス0.5パーセントとなり、21年連続で下落したことがわかりました。下落率は2012年に比べると0.6ポイント縮小し、3年連続の縮小となっています。

このうち、地価が最も高かったのは、商業地では那覇市久茂地3丁目で1平方メートル当たり75万5000円。また、住宅地では那覇市おもろまち3丁目が1平方メートル当たり20万7000円でした。

県では、人口の増加により宅地需要が高まっていることや観光客数が堅調に推移していることなどが下落率の縮小につながったと分析しています。