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2月28日に厚生労働省が発表した都道府県別の平均寿命の結果を受け、28日夜、沖縄県県医師会が緊急アピールを発表しました。

県医師会は女性の平均寿命が1位から3位に、男性の平均寿命が25位から30位に転落した主な要因は、生活習慣病の増大や健康診断の受診率の低さなどとみています。

特に1975年以降1位だった女性平均寿命の転落について、生活習慣病が原因とみられる肝疾患の死亡率が全国で最も多いこと。また、自殺者の割合も全国で9番目に多いことが今回の結果につながっていると述べました。

会見で、沖縄県県医師会の宮城信雄会長は「沖縄県医師会は沖縄県の健康長寿復活を期して県民の皆様にお願い申し上げます。ご自身とご家族、そして社会全体を救えるのは県民一人ひとりの意思の力です。誰かが何とかしてくれることではありません」と述べました。

県医師会では、生活習慣の改善、健康診断や特定健診の受診などをより強く働き掛けていく方針です。